痰話から異類婚姻譚(いるいこんいんたん)
最近はフリーペーパーでのお目にかかりが多かったんでJmovieマガジン?
あんながっつりした直太朗のビジュアル付きインタとは思わんかったw
立ち読みするのも恥ずかしいっていう・・・
けど御徒町とのあの城インタ読めば読むほどよーわからんw
何私たちも巻き込まれるの?!
もうさ、奥に脚本書いてもらえばいいのに。
結構前のペコラジでしてた御徒町の痰話のエピ読んでみたくてようやく図書館で借りて読んでるんだけど、結構オモシロい。
職場近くの図書館はいつも貸出中で予約するのは癪だからと思ってたんだけど、家の近くの図書館にありました。灯台下暗し。
だいぶ前(もう10年以上前なのね…)に読んだ腑抜けども~は当時の感想イマイチだったみたいけど(結局サトエリの映画も見てないし、もうどんな内容かもさっぱり覚えてない)また読み直してみたい。
売っちゃったけど。
登場人物がもう直太朗に御徒町としてしか読めない人がいてモデルなんだろうか。
異類婚姻譚(いるいこんいんたん)感想
表題作、最後まで読みました。
いや~まさかの終わり方。ナンダソレ。
ホラーと思っていいんかな?
本谷さんどんな人かあんまり知らないんだけどこの作品で芥川賞とったのね。
この方が御徒町の奥ってことを知ったのは最近なんだけど、戯曲で戯曲賞とったりアクティブなお方?
戯曲って何、レベルな自分にはこの作品が何を言わんとしてるのかわからないんだけど、なんかおもしろかったんでどんどん読めちゃった。
レビュー読んだら皆さん辛辣な意見多くてびっくりだったけど、自分は芥川賞うんぬんとかは関係なくて読みたい本を読むだけの人なので、もう火花なんかは全く読みたくはなくて。
このブログでの書評紹介は映画やドラマの原作本オンリーだったんだけど初めてかもしれない。
そもそも
異類婚姻譚(いるいこんいんたん)とは、人間と違った種類の存在と人間とが結婚する説話の総称
だそう。
なので最後のオチがアレなのはまあそうなのか、とも思えるんだけど私にはサンちゃんが旦那を亡き者にしちゃったのかなと思えてちょっとコワイ。
途中の登場人物がなんか医者っぽい人が出てきて、その人の描写がすべて見透かしてるって感じだったのでもしかして精神病んでる系?とかにも思えるし山岸凉子さんの漫画で出てきそうなお話だなと。
読みたかったくだりの個所は御徒町がペコラジで話してた豪邸のある道端にタンをはいたら住人に絡まれて警察沙汰になったっていうエピがあってこの作品にそれを取り入れたっていうのを聞いて読んでみたいと思ったんだけど。
どっちが実際の話なのかは当人にしかわからないので、本の内容の方が実際っぽいw
と思ってしまった。ゴメン。御徒町。
ご存じない方に向けて説明すると御徒町がラジオで話してた内容は(2回目は聴かないので覚えてる限り)当時奥様(本谷さんご本人ね)は妊娠中で胎教に悪いと思ったので帰らせて実際に掃除をして謝ったのは当人の御徒町。
実際に悪いのはタンをそんなところにはいた当人なので当人が掃除をして謝罪するのも当然のことなんだけど、それでも住人は許してくれなくて警察を呼んだということでした。
そんなことする人とはやってけないと思うんだけど、長く付き合っていくうちに見えてくる本性っていうか自分にもみせてくれるさらけ出されたすべての部分っていうか。
長く付き合ったがゆえに知ってしまえばのみこんでしまうしかないという感情。
他人同士が付き合う、果てには結婚するっていうことはなんか大変だな。とも思えます。
私がこの話わりと面白いと思えたのは共感できる部分が多々あったからなんだと思うけど、まだ結婚してた当時兄妹ですか?と言われたことあって驚いたんだけど、いやでも同じ生活おくってたら似てくるだろうなとは思います。
その後私たちの場合は石の夫婦のようにお互いの距離を置いたのでこのサンちゃんのようにはならなかったんだけど、揚げ物ばかり食べさせ続けられて太らされるなんて、しかも仕事してるのかしてないのか早退ばっかりしてる風の夫描写も自分たちに通じるものがあってなんか恐ろしくて、実際にこんな夫婦はいそうだし、それを自覚するか否かはやっぱり自分次第なんだろうなと。
あと、猫のサンショの話はいや~ちょっと身につまされるわー。
うちの場合は犬だけどホント下の世話は大変ですからね。
山に捨てれるものなら捨てたいと思うこともある…
表題作以外の話はまた後で読んでみようっと。
ちょっと御徒町より奥の方が気になってきたw