資格を取るまでは一生懸命勉強します。
でもその資格をとった後はどうしますか?

一番てっとりばやいのは、その資格にかかわった仕事ができるところにバイトや正社員にかかわらず、とりあえず就職(転職)することです。
その資格の分野で探せばきっとあるはずです。
もし、見つからなければ派遣に登録するのも方法のひとつです。

やる気さえあれば、独立・起業することだってできます。

ただし、どうしてもその資格を生かして働きたいがなかなか就職、起業できない場合の裏技(?)。
それは、その講座を教えている学校や教室で講師をすることです。
教えることも立派な仕事のひとつです。

大きな学校だと、講師になるためのコースすら用意されています。

教えるのが苦手だし・・・という人は、その学校の事務、営業になるという手もあります。
事務をしながら、そこのスクールにも通い、勉強しながら働いてる人もちゃんといました。
それってけっこうおいしいかも。って思いましたね。
先生からいろいろ話を聞けたり、その分野の内情とか実情とかがわかってきますからね。

あと、ドツボにはまる可能性もありますが、上の級を目指すというのもアリかと思います。
例えば、簿記2級を取得したとしたら、1級を目指すとか、会計士・税理士を目指す、とかです。
きちんと勉強して習得できればより一層知識が深まり、高いレベルで就職先を探すことができるでしょう。

また、すぐに生かせる機会がなかったとしても、いつかそういう場面が現れることもあります。
違う分野であっても、その知識が役立つことだってあるだろうし、たまたまその知識があったから簡単にできたっていう場面もでてくるんじゃないでしょうか。

特にお花の世界なんかでは、ディスプレイする技術だとか、色の組み合わせだとか、写真の撮り方だとか、あらゆる方面からの技術が必要になったりすることもあります。

家計を預かるようになると、FPの知識が役に立つこともあるだろうし、仕事で使わなくたって、趣味で海外へ行けば英語が生かせたりするのです。

そういった意味では習ったおけいこ、とった資格がまったく役に立たないなんてことはありえないはずです。
要は気持ちの持ちようです。

ひとつの新しい資格を取ると、それだけ視野が広がります。

すぐに生かせなくても、いつか役立つようなそんなおけいこ、資格を探してみてください。

2004.8.30