ドラマ遺産争続で考える相続税
ドラマ遺産争続が面白すぎる
そもそも相続税とは、なんぞや
てことで調べてみた。
簡単に言うと、所得税とかは生きてる人にかかる税金で、相続税は死んだ人に対してかかる税金なんだって。
そんでもって、お金持ちな人がどんどこどんどこお金持ちになり続けてそうじゃない人との格差が広がり続けないように考えられたみたい。
要するにお金持ちの人が相続によってもっとお金持ちになりすぎないように税金でもって調整するってこと
で、それをして儲かるのは一体・・・
まあそれはさておき、相続した額の何パーセントかが持ってかれるわけなんですが、所得税と同じく控除があるのだ。
相続税の対象となる故人の資産から法定相続人の人数に応じて決まる基礎控除額は
5000万円+1000万円×法定相続人数
何と法改正があり、2015年から基礎控除は
3000万円+600万円×法定相続人数
に縮小されるんだって。
これをふまえて。
ドラマ遺産相続の遺産
娘達による計算概算
家土地80坪 | 3億 |
別荘 | 2千万 |
退職金 | 2億 |
貯金 | 8千万 |
会員権 | ゴルフ3千万 |
ヨット500万 | |
死亡保険 | 1億 |
株類 | 1千万 |
自社の株52% | 数億 |
合計 | 少なくとも10億 |
伊東四朗演じる河村の爺さんはすでに奥さんはなくなってるので本来なら奥さんが相続するときに発生する配偶者特別控除ってのもあるらしいけどそれは使えないということ。
娘は3人いて、長女の婿は入り婿だけど養子ではないらしい。
ムカイリ演じる孫の楓の婿は爺さんが養子に迎えたいらしいが本人は今のところ受け入れず。
てことで法定相続人が3人として計算。
で相続税率の6億円超えの55%(国税庁の早見表で試算)を適用すると、計算結果は6億近くほど持ってかれちゃうことに
現金で支払うとするなら現金が残らないじゃないの。