ifもしもの世界はあり得ないから悔いのないよう生きないとね~打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の録画してたのをやっと観ました。
(2017年8月の作品)
うーん…どうにもテンポも悪い、アニメ画もキモチワルイ。
要するにオモシロクナイ。
せっかく大根仁さんの脚本なのに。残念。
やっぱアニメ作品といったらジブリに勝るものはないのかも。
で、ラジオドラマの時も思ったんだけど菅田くんの声はいいんだけどやっぱり声だけの仕事はやめたほうが。
菅田くんは表情とか動きで魅せる人だから。
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あらすじ
中学生のなずなとノリミチ、ユウスケが夏休みの登校日、プールで競争をすることに。
なずなが勝ったら何でも言うことを聞くと賭けをしなずなのことが好きなふたりは張り切って飛び込んだ。
ノリミチはターンの時に足をぶつけ負けてしまう。
勝ったなずなはユウスケと花火を一緒に見に行こうと約束する。そこにはスキだからという言葉つきだった。
同じくなずなのことが好きなノリミチのことを思いやるユウスケは約束をすっぽかしてしまう。
そのユウスケの計らいによって会うことになってしまったなずなとノリミチだったが、勝手な親に振り回されてなずなは引っ越しすることになっていた。
手には大きなトランク。不思議に思いながらノリミチはなずなとプールでの賭けのことを話しながら歩いていた。
家出しようとしていたなずなにとっては勝つのがユウスケでもノリミチでもどっちでもよかったのだ。
そこへなずなの母親が連れ戻しにやって来た。わめき嫌がるなずなを無理やり力尽くで連れて行こうとしていた。
理解の追いつかないノリミチはどうすることもできずにいた。
そこへ一部始終を見ていたユウスケと同級生たちがやって来て暴言を吐いたためノリミチは激怒。
思わずそこになずなが落としていった光の玉を掲示板のある壁に向かって投げつけた。
もしもプールで自分が勝っていたら…と思いながら。
こっから先はifもしもの世界です。
解釈と感想
結論から言うとハッピーエンドにはなりません。
そこはノリミチの世界であってなずなの存在できる世界ではないから。
たとえ悔いの残る結果となったとしても私たちはそこからやり直すしかない。
過去は過去として先に進んでいくしかないんですよね。
その過去をどう捉えるか。
そこに未来への希望を見出すしかない気がします。
そうなった今は過去に何かしらやったことであるのだから。
それは今にしかわからない。
そうやって学んでいくしかない。
まあおんなじ過ちや失敗繰り返してんなーと思うことも多々ありますが…
年くった今、だいたいわかるようになっては来てます。そんで諦めも必要だと。
だって他人のことまでどうすることもできない。いくら頑張っても空回り。
他人の心までは操れないですからね。
ま、適当に折り合いつけていくしかないと。時には関係性の見直しも必要だと思います。
離れることも逃げることも。
気に病むことはありません。そうなるだけの縁だったと思えばいい。
縁があればまた繋がることだってあるかもしれないですし。
その時はツラいかもだしさみしいかもだけど、結構人って図太いもんだなぁと。
なのでユウスケはノリミチに対して遠慮することなんてなかったし、ノリミチはなずなに対して罪の意識を感じることはなかった。足をぶつけて負けることもそうなるようになってたんだと受け入れるしかなかったんです。
なずなに至っては…まあふたりを巻き込もうとしてる時点ですでに自分勝手ですねw
てことで例え親に連れ戻されたって引っ越したって、新しい場所でうまくやっていけることでしょう。そのしたたかさでw
それが証拠になずなは最後ノリミチの世界から逃げて自分だけで自分の世界に帰ってしまいました。
まあこれはファンタジーだからしょうがないけど、これくらいの強さで自分の世界を作っていかないとね。
てことで今自分がどうしたいのか。
まずは自分の幸せを考えながら生きていきましょう。