幸せや才能は自分で手に入れるモノだと思う~キネマの神様

キャラクターとかみたいな役の菅田くんが好きなワタシとしてはこの映画どうしよっかな~と前売りもスルーしてしまっていました。
が、突然思い立ち観に行くことに。

ホントは連休の真ん中の8日に見に行こうと思ってたら予定が狂ってしまった。
予定とは狂うモノだと知ってるから(゚ε゚)キニシナイ!!

ってことで本日連休最終日の1回目に行ってきました。
そうすれば1日有効に過ごせるかなと思って。

ところがまた邪魔が入る。
っていうか自分が悪いんだけど休みの日は動かないので意識して運動するようにしてるんですよね。
で朝に運動してしまったら体温が上がってしまい、今って必ず体温測らないと映画館とか入れないからどうしようかなと迷ってしまい。
普段から体温高めなんですよね。まあ当然ながらラインである37.5℃まではないんですけど微妙なところ。
クールダウンしてギリギリ1回目の上映に間に合いました( ´Д`)=3 フゥ

キネマの神様パンフレット

あらすじなど

前置きはさておき。
今回は番宣などよけいな情報何も入れずに観てきました。
なのでどんな話かも分からず。
キネマのっとあるから映画の話ってことだけはワカル(´・д・`)ワカルワァ。

物語は主人公のゴウの現在から始まります。

現在のゴウ(沢田研二)ターン

シルバーセンターの仕事をしながら競馬の中継に一喜一憂するゴウ(沢田研二)。

パンデミックの始まる直前のラグビーワールドカップで盛り上がる世の中。
歩(寺島しのぶ)の勤める出版社にある日借金取りからの電話がかかってくる。
父親であるゴウの借金だと知った歩は母親の淑子(宮本信子)を責める。
それはギャンブルや酒に逃げてばかりいる本人が説教など聞き入れようとしないからだった。

借金の返済を以前にも肩代わりしていた歩は今度ばかりはと淑子と対策を考えゴウの好きな映画以外の全てをゴウから取り上げてしまう。

ふてくされたゴウは引きこもりの孫の勇太(前田旺志郎)の部屋に入り浸るようになるがある日そこからも追い立てられて馴染みの友人であるテラシン(小林稔侍)の映画館に久しぶりに訪れる事になる。

そこには若かりし頃の夢や希望があった…

若かりし日のゴウ(菅田将暉)ターン

若さあふれる活気に満ちた日々を映画に費やしていた映画の助監督を務めるゴウ。
映写技師として働くテラシン(野田洋次郎)、常連の店の娘淑子(永野芽郁)、当時のスター女優園子(北川景子)とともに映画や夢について語らい、飲み、出歩き、充実した日々を送っていた。

当時からギャンブルや色男ぶりを見せていたゴウに次第に惹かれていく淑子。
鈍感なゴウはテラシンと淑子を引き合わせ一緒にさせようと企んでいたがある日淑子に思いをぶつけられテラシンともぎくしゃくしてしまう。

そんな中、ゴウの書いたシナリオで映画撮影がクランクインを迎える事になる。
初監督となる日本番に弱いゴウはプレッシャーや緊張のあまりお腹を壊してしまう。
トイレばかりいくゴウに次第にうんざりしはじめる撮影班。
おかしな撮影手法をしようとするゴウにアドバイスをくれた先輩に腹を立て喧嘩になりそうになったゴウは足を踏み外し大怪我をしてしまい撮影は頓挫してしまう。

撮影所を退所し故郷に帰ることになったゴウを淑子は皆の反対を押し切って追いかけることにしたのだったが…

感想など

ああ、もうね。
わかりすぎるのです。
ゴウの気持ちが。

あの喧嘩シーン。
本番に弱いシーン。
諦めて逃げて故郷に帰ると告げたシーン。

テラシンは逆パターンなんですよね。
ゴウのような華やかさはないけど淡々と自分の夢を叶えた人として描かれています。
淑子はそんなテラシンと一緒になれば幸せになれたんじゃないかとゴウが口にするシーンが何度となく出てくるんですが、これも気持ちが分かります(*´・д`)-д-)))ソゥソゥ

けど淑子は強かった。
自分の幸せは自分で決めると。
園子の協力を得てゴウのもとへ行くのです。

永野時代の淑子と宮本時代の淑子って印象がまるで違うんです。
そこに一緒になってからどんなことがあったのかということが想像できます。
娘の歩との会話でも出てくるんですが、離婚することも考えた、別れることも。けど離れられなかった魅力がゴウにはあったんですよね。

それは結末のオチにもあらわれていて、

◤◢◤◢注意◤◢◤◢(こっから先はネタバレ含みます)◤◢◤◢注意◤◢◤◢

ラストは孫の勇太とゴウとで現代風に書き上げた当時映画が頓挫してしまった『キネマの神様』という脚本を応募して大賞を取るんですよね。
まあそんな簡単なふうには事は運ばないと思っていて、そこはこういうふうにワタシは解釈しました。

当時のゴウを知る人たちが審査に関わっていた。

と。
要するにゴウという人間性や人脈が大賞を取らせたのだと。
なぜなら孫の勇太が脚本を考え直して書き直し、清書していたけど受賞した名前はゴウの本名。
ということは応募したのはゴウの名前でということになります。

当時のゴウを知る人たちがゴウに大賞を取らせてあげたのだと思いました。

たとえ才能があったとしても才能だけじゃダメだし、人との関わりがいかに大切かということが最近よくわかるようになってきたんですよね。
自分の人生を振り返ると。

やっぱり世の中は人と人とのつながりが大事なんだと。
この年になって身にしみて痛感しております(ノω;)

世界は今だ解決を見ないパンデミック。
この映画も延期延期となってようやく公開となりました。

ワタシは沢田研二さんのゴウ、好きです。
借金は嫌だけどこんな爺ちゃんといたら楽しそうだもん。

なので、残念ながらイメージに合わないのは菅田くんの方だったりして…(;・∀・)

その他気になったことなど

孫の勇太の部屋には謎めいた演出が。
言葉がいろいろ貼ってあったんですが途中まで覚えてたのに忘れちゃったヽ(´Д`;)ノ

僕はなんたらとか

心は変化をどうのとか

あれね、勇太のことって特に説明ないんです。
でも引きこもりなんだろうなと思わせられたり。
最後の方で勇太の父親のことちらっと出てきますが多くは語られてません。
なんであんな喋り方なんだろうとか。

そこに注目してみるのも楽しみ方の一つかと。

気になったところは、パンデミックを映画の中にも取り入れてあるんですがマスクをしているのに喋る時になぜかマスクをずらすっていうw

アカンやろそれ。
意味ねーーー((((;゚Д゚)))))))
どういう意図なんでしょうかね。

あと、園子さんはどうなったのーーーー?!

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