わらの女
わらの女
カトリーヌ・アルレー
今期ドラマ・映画が原作本多しってことでしばらくは、読む本に困らないなってわくわくしてます。
今読んでるブレイブストーリーもさすがは宮部みゆきさんで、とにかくストーリー展開が面白くてどんどん読みたくなっていってます。
私がおもしろい、おもしろくないって判断する基準はここですか。
読むのが通勤電車の限られた時間なので、疲れてても読んじゃったり、働きに出るのにしんどい部分の割と多くを占めてるんじゃないかと思うこの通勤時間を楽しみにさえ思えるのって読んでる本の良し悪しに左右されちゃってるわけです。
このわらの女もそのひとつ。
以前のレイヤー・ケーキと比べ物にならないほどあっという間に読み終えました。
ドラマ化ですが、3日よりスタートしたお昼の連続ドラマ美しい罠の原案です。
昼ドラマといえば、真珠婦人や牡丹と薔薇などあのお昼なのに濃い~~作品のアレですよ。アレ。
今回はミステリにいっちゃったわけですね。
読んでてちょっと感じたのは、松本清張作けものみちにちょっと似てるかなぁってこと。
結末なんてまさにそうで、後味悪いったら。
原作者は悪女を描かせたら右に出るものはいないって言われてると聞いてたので、てっきりどんでん返しがあると思っていたので最後の最後でガッカリ(´Д`|||)
ま、けものみちのドラマ化のようにドラマでは変わるかもしれないですけどね。
テンポはよくて読みやすいしまぁまぁおもしろかったですが、勘のいい人なら途中で結末が読めてしまってだんだんおもしろくなくなってくるかも。