しゃべれどもしゃべれども

読書期間:5/18~23
最初落語のおハナシだとわかって読むの迷ったんですが、映画の宣伝を見てなかなかおもしろそうだと読むのを決意。
いや落語自体はキライじゃないんです。
タイガーアンドドラゴンおもしろかったし。

 

 
でもそれは、聞いて、見て、楽しい訳じゃないですか。
活字を読むのはちょっと違うかなって。
そしたら、メインは落語そのものではなくて話し方教室で成長していく人間模様って感じだったんです。
なんかこの作品は当時読みたいランキング1位とかだったって。。。
で読み出したらこれがおもしろいおもしろい。

 
主人公は国分太一演じる落語家。
まだ一人前ではなくって弟子の身分でありながら、なぜかひょんなことから話し方教室というか落語を無愛想な女子、生意気なガキンチョ、こわもての元野球選手、そして昔からの幼なじみの口下手のテニスコーチ、という面子に教えるっていうストーリー。
でも実は、その主人公にも落語家として悩んでることがあり、その弟子(?)たちとともに成長していくっていうまあいうなれば典型的なラストがすっきりと問題解決を見出すドラマでも楽しめそうなストーリーって感じです。
もちろんラブな部分もからめられてるからいっそう親近感がわくんじゃないかなぁと。
実際にこんな主人公のようなけんかっぱやいけど世話焼きの、それでいてやさしさも兼ね備えた感じの友達がまわりにいたとしたら頼もしい限りですよね。

 
心配していた落語の部分。
お話の中ではかいつまんだ描写でしか出てこなかったので、これも読みやすかったです。
映画の中ではどうなるのか、伊東四郎さん演じる師匠がどんな風に落語を話すのか見てみたい気はするんですけど。
ただ、子役の選ばれた理由がただ一人まんじゅうこわいの全部を暗記していたってコトだそうです。
ラストシーンで弟子の弟子ふたりが発表するところがあるんですが、その部分なんだか期待できそうですね(=’m’)
主人公、ちょっとイメージが違う気もするんですが、だいたい大きくイメージ外れてないので映画も楽しめそうです。
無愛想なオンナ役に香里奈って驚きでしたが、どうしても柴咲コウちゃんがうかんできてしまいます01.gif
きっとそんな役が多かったからなんでしょうか。
とにかく原作のほうはけっこう楽しく読み終えました。
さわやかなラストシーンがなかなかよかったです。

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]

しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]

タイガー&ドラゴン「三枚起請の回」 [DVD]

タイガー&ドラゴン「三枚起請の回」 [DVD]

Follow me!

ペットのイラスト無料で描きます

イラストモデル 募集中
わんこやニャンコのペットのイラスト無料で描きます。
もしくは私がよく直太朗記事にあげている妄想イラストなんかも描きますよ~(^^ゞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です