孤立無援の罪悪感との戦い~僕たちがやりました
直太朗のラスト2公演の合間にネットカフェで一気読みしました。
窪田正孝くんのドラマ僕たちがやりました。
まあ正確に言うと途中の数巻は誰かに借りられてたんでそこだけ読んでませんが。
ドラマと原作コミック
なんて言うか。
すっごい再現度の高い。
ドラマは全くと言っていいほどこの原作漫画と同じ。
主人公のトビオも窪田君のアテガキかと思うほどところどころで本人そっくりなシーンがあったり。
まさかのパラダイス銀河やスポッチャとかまで細かいところもちゃんと同じで。
違うところは水川あさみの女教師くらいか。
まだ2話終わったところだから先がどうなるか知りませんが、青年漫画なのでやたらと裸シーンが出てくるのはやっぱりやらないだろうけど。
女子高生がそんなにスタイルいいわけない。って思いながら読みましたけど。
原作コミックネタバレ
パイセンがかわいそうでかわいそうで。
あの親分の使える秘書みたいな人がもうちょっと情のある人だったら…
金持ちなのになぜか今まで友達いなくて、なぜか後輩のトビオたちとつるむようになって事件のせいでお金だけでつながった見せかけの関係もだんだん絆を深めるようになって。
パイセンにとってはすごく意味のある事件だったと思う。
でも最後の最後にまた別の事件起こしちゃうっていう。
あの古田新太演じる親分との関係性がわかるのはドラマでは何話くらいになるのか裏の世界はコワすぎるっていうのは何ともヒドイ描かれようで。
で、このコミックで描かれてるのはそういった人間の本性っていうか黒い部分が存分にそりゃあもう。
あのマルだって、ひどすぎてあの演じてる子カワイソウなレベル。
なぜか松ちゃんの伝説の教師思い出したわ。
友達だって思っててもいざってときにその関係性って簡単に壊れちゃう。
本当の友達ではないってやつ。
なんかトビオが主人公のはずなのにパイセンメインに感情移入してしまった。
なので話をトビオに戻すと元はと言えば彼がボコボコにされたマルを見てなぜ警察に届けずに復讐しようと思い立ったのか。トビオのせいだよね。
まあ殺そうとまでは思ってなかったんだろうけど。
だから自首する機会も失って、罪悪感抱えて一生生きて行かなきゃなんだけど。
ラストシーン結局罪と記憶が直結する蓮子とは別れて別のこと幸せになろうとするんだけど、そりゃなれないよね。
て感じでぶわーーーーーっと自分の罪の記憶がよみがえるわけですよ。
で、微妙な歪んだ表情のトビオのアップで終わり。
なんじゃそりゃ?!
って思いました。
そしたら爆破した時の表情と同じだったんだって。読み直してないけど。
笑ってるようには見えないんだけどああ、ドラマ1話の録画消しちゃったよ…窪田君どんな表情してたっけ。
そしてさらに言えば元はヤバ高だっけ?の連中がヒドイことしたからなんだけど。
この手の人たちは罪悪感を抱くってことすらしない気がする。
タチが悪い。でも実際いるから恐ろしい。
私はこの手の人間小学生の頃の同じクラスにいてそういうやつだと知ってからは関わらないようにしました。
そう。関わらないのが一番です。
マルが余計なことしちゃったからね。
その時とっとと逃げてりゃよかったんだよ。
マルの人間性が垣間見えてた瞬間だったんだから。