女子的生活をもっと楽しもうっと

女子的生活は2018年1月にNHKで放送されたドラマです。

<再放送日時>
3月12日(月)<1話・2話>
【総合】午前1時45分 ※日曜深夜3月13日(火)<3話・4話>
【総合】午前1時45分 ※月曜深夜

世の中はさまざまな人種であふれています。
けど大きな区別で分けてしまうと人間には2種。

男と女です。

この世に男と女とお金が存在しなければもめ事なんて起こらないんじゃないかなんていうのを聞いたことがあります。
だけど、単純にその男と女に区別できない人も存在します。

ただでさえ男と女は様々な問題抱えて大変なのに、さらに大変なことに。
これはそんなトランスジェンダーを扱ったお話です。

ドラマ版女子的生活

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主役のみきを演じたのは志尊淳。この完成度の高さです。

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ちなみにこちらは月9ドラマの海月姫で女装男子を演じる瀬戸康史。
声を出すとやっぱり男の子だなってわかっちゃうんですが(ドラマではなぜかバレてないw)やっぱりよくできてるw

今になってようやく認めらてきたとはいえ世の中にはまだまだ偏見や差別は満ち溢れています。
だってただ女だからって見下すジジイの多いことよ…
まあそれを逆手にとってたくましく生きてる女子も多いけどね。

ドラマの中では、親元地元を離れてようやく自分の女子的生活を手に入れたみき(幹生)の平穏な暮らしを打ち破る同居人後藤が現れたことから話が展開していきます。

とはいえみきはファッション関連会社にトランスジェンダーを隠さず就職して周りにも受け入れられて働いています。
話の中ではブラック会社として語られているけどむしろいい会社だな。とは思う。
それまでの過程にどんな苦労があったかは省略されて話が始まってるので時々はさまれる心のセリフが表してるんだけど。

なので全然暗いお話ではなく、むしろ後藤がいいヤツ過ぎて。
後藤は地元の同級生で普通のサラリーマン男子。身に降りかかった災難をはらうことに必死で転がり込んだみきの部屋で同居することになるんだけどみきを友達としてありのまま受け入れるんですよね。
こんな人になりたい。と思ってしまった。

ドラマはたった4回だったので特になんの激しい展開はなく、ちょっと自分とはかけ離れた世界のお話しって感じで終わりました。

だけどこれはただ性別だけの話ではなくて、自分の生き方を問われてるんだなーと。
みきの心の声で響いたセリフ。

真面目にやってて評価されるのは中学まで。

これは後藤を頼ってきたまたまた地元の同級生で物見的にみきを見下しにやってきたミニーさんへ対するもの。

社会に出てただ真面目にこなしてるだけでは普通なんですよね。
まあそんな人は多いかもしれないからダメってことはないけど、職種によってはそれも許されるかもしれないけど、評価されたければそこからなにか付加価値を見出していかないといけないってことで。

自分もよく思いました。
休憩の取り方とか(要はよくさぼってたりとか)タイムカードの切り方一つでもなんだかズルしてる人とか気になったり。自分はそんなことは絶対しない人なので損してるなーとよく悲しくなってました。
けど会社にとってみればそんなのはほんとに些細なことであってなんの影響もない。

それならば会社にとって利益となるような仕事をやらなければ意味はないんだと。
なんかそういう生き方の姿勢を問われるようなドラマでした。

まあどんだけ頑張っても今の職場では昇給しないんだけどね。

ロケ地は神戸が主みたいでよくみきが息抜きするのに水族館が出てきたんだけど須磨海浜水族館だったらしく、もちろん有料。

みきは晩とかに家を駆けだしてここへ行っておじさんと話したりしてたんで屋外にあってただなのかなーと思ってみてましたがそんなとこはあるわけないか。

大阪だと水族館て程ではないけど魚の水槽がある駅まわりの飲み屋街だったり地下鉄の構内だったりがあるんだけど。(今もあるかは知らない)

その水族館のおじさんが音楽担当の人だったりとか知って驚いたり。
そんな部分も楽しめたドラマでした。
なかなかおもしろかったのに第1話の冒頭だけ見逃したので再放送あるといいな。

実際水槽の魚とかクラゲとかって見てると癒し効果はあるんだろうか。
今期ドラマでもそんなシーンが多くてちょっと気になってしまった。

原作版女子的生活

はっきり言ってドラマとほぼ同じでした。

親兄弟とのエピソード部分だけちょっと違ってたかな?
ドラマでは時間とってちゃんと決着つけてたけど原作ではそこはあいまい。
仕事である親子の距離の取り方のエピソードの中で思い出話としてだけ出てきます。

こっちの親子は娘を支配しようとする母親っていう。
このパターンも最近ドラマでよく見かけますね。
結局そこから抜け出すのか受け入れるのかは自分次第っていう事で、このお話しの中でのエピソードはちょっと胸糞だったんだけど。

トランスジェンダーの問題で一番の大きな壁が家族へのカミングアウトだと思うんだけどそれが受け入れられるかどうかで人生が変わるのかと。

みきの場合は親は認めてくれたけど兄が嫌がってました。
結果距離を置くことになったんだけど、もしみきが妹に生まれて来てたらどうだったんだろうとか。
同じ兄妹でも頭がいいとか勉強ができるとかで差別しちゃう親だっているわけだし。

きっとトランスジェンダーとかどうかって関係ないんだろうなと。
親兄弟との関係が良好なのはすごく幸せなことなんだといろんな家庭があるってことを知った今では思うようになりました。

 

幸か不幸かまわりにみきのような人はいません。
で実際にいたらどう接していいのかわからなくって距離を置いちゃうかも。

だけどこういう友達欲しいなとも思ってみたり。本音で語れそうで。
テレビで見るマツコとかIKKOとかはテレビ用なんだろうなとは思うし、それなりに生きづらさを抱えた苦悩は計り知れないし、やっぱりわかっていてもそういう目で見てしまうかもしれない。

とはいえ自分もかなり人とは違った生き方を選んで来てるなとは思うのでもっとフツーだったらどんな人生だったんだろうとはよく思ってます。

 

 

 

 

 

 

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