愛があってもなくても生きてるだけで疲れるよね
無事御徒町の名(主題歌の作詞)をエンドロールで確認し、映画館をあとにしました。
これはちょっとどすんと来ました。今気分が落ちてる人は観ない方がいいかも。
寧子は保険に入ってないから自称?ウツ(過眠症)ってことでしたが今自分の職場に自称でない同じ病気の人がいてちょっと大変な思いをしてるのでこの話のいろんな登場人物の気持ちが分かってツラいものがあった・・・
働くって何だろうと考えちゃう。
ちょうど今季やってるドラマのガッキーが惰性で働くってやっていて。
今週はちょっとホラーでしたけども。
みんながみんなやりたい仕事をやりたいようにしているわけではないんだろうなと。
なのでお金のためとか惰性でもいいやって割り切って働くってのもそれはそれでいいような気がします。
舞台挨拶(ネタバレちょっと含みます)
今日の上映は菅田くんたちの2回目の舞台挨拶付きで観ることができました。
で、舞台挨拶は上映前だったんで登壇者たちがそれぞれ見どころとか話してくれたんだけどネタバレしたくてしょうがない菅田くんとそれを阻止しようとする趣里ちゃんがカワイすぎたw
挙げ句の果てにナビゲーターのイトウさん?にされた質問に
え?なんて?
と2回も繰り返すw
質問はツナキという役が週刊誌のライターでいつも菅田くんが取材される側の相手ですけどどうですか?って聞いてるのに結局答えてないしw
そんな菅田くんのイチオシシーンはオープニングの手袋パンイチ姿(正確には上は着ていた)とスーパーで挽き肉を買うところだそうです。
あとは部屋のシーンも多いんだけど間取りがいいと言ってました。
けど結局よくわからなかったw
(パンフレットに載っていたので気になる方はそちらで。)
2DK?吉田コーポという割に屋上とか行けたり住みやすそうな感じ。
ツナキの会社も屋上行けてそんな職場ってある?と羨ましくなってしまった。
優しい西田さんとか覗く里依紗とか聞いてから観たのでいろいろ楽しめました。
やさしいって実はやさしくないのかもしれない。
と西田さんの役を見て思いました。
あんな簡単に家族になんかなれるわけないし、人と人って分かり合えるはずがない。
その後のウォシュレットのくだりでちょっと自分に通じるものがあって悲しくなり、かといってそれでトイレに引きこもって電話っていうのは意味不明で。
(この辺のくだりを見てますます職場の人にどう接するのがいいのか余計わからなくなってしまった…)
そんで従業員の半分があんな感じの三茶のカフェバーってあんなにはやるものなんだろうか・・・自分なら行きたくない。(店員が常におどおどしてる、皿やカップを割っている)
あとウツで無職だったはずなのに着てるものがやたらかわいい寧子ファッションもご注目。
部屋に散らばっている雑誌なんかもオサレだし、ダースも出てくるw
ストーリーはちょっと重めでスーパーのシーンでは寧子が泣くのと同じに泣いてしまった・・・みたいなウツでなくてもこういううまくいかないことってあるよね的なところがけっこうあって刺さります。
あとはなぜかアップのシーンが多いとか音の使い方とかツッコミ所はいろいろあって目を離せないまま終わるのであっという間でした。
趣里ちゃんは結構頑張っててすっぴんとか全裸とか。女優魂炸裂です。
全体的にけっこう原作通りで、さすがにゲ○は出てきませんでしたがもう忘れてしまったほど前に読んだんですけど観てるうちにだんだん蘇ってきました。
なので何度となく起こるブレーカーが落ちるシーンがおかしくて。
寧子の最後のセリフがやっぱりグッと来るんだけど見透かされてるという気持ちだけ自分はなったことないんでよく分からん。
終わり方は二重生活と似てる気がしたけど、こっちのふたりはもしかしたら別れないかもしれないなという希望はありました。
はっきりしてるのは安藤とよりを戻すことはないだろうなってこと。
趣里ちゃんはいろんな捉え方していいと言ってました。
けどインタビューとか読むと菅田くんの演じたツナキと自分が読んで感じたツナキとはちょっと違ってたかも。
あの菅田くんの冷ややかな目が見れて大満足ではあるけどねw
過去の話(自分語り)
前にも書きましたが、津奈木は元ダンナと似てます。
ストーリーも似てまして、自分の立場は里依紗の安藤で寧子という存在が現れて別れるに至りました。
と言っても自分は安藤のように会いに行ったりはしてないし、まして社会復帰の更生を手伝ったりもしてません。
一度だけヘンなメールを送ってきやがったことがありましたがスルーしてやりました。
寧子と違うのはほんとに未遂をやらかしてしまったらしくそれがきっかけとなったか元ダンナがおかしなことを言いだしたんでこれはアカンとすっぱり別れを決めました。
ああやっぱり人と人って分かり合えないもんなんだなと。その時悟りました。
だからこそ一瞬だけでも分かり合える相手がいるなんてすっばらしいことです。
そんな相手とこの先出会うことはできるんだろうか。