ああそんな結末だとは思わなんだ~あゝ、荒野完全版
プリッツのU-NEXTキャンペーン忘れるとこだった。
てことで、あゝ、荒野完全版を一気に見ました。
シリアルコードを入力すると発行されるアクセスコードで24時間見放題。
登録するの躊躇して放っておいてたけどメールアドレスと生年月日程度だった。
このキャンペーンは30日までなので持ってるかたはお忘れなく。
一部除外ってなってたからあゝ荒野は見れるかなと思ったけど余裕で見れたどころかトップページがもうそれだった。
映画の試写で観た前半は面白かったんだけどね~。
まさかそこで終わる?!とボーゼンとなった。
そんで全部で6話なんだけど、最後流れるエンドロールで寺山修司さんの名が出るたびに直太朗のハロウィンの仮装が蘇って笑えるという。
後編のあらすじ(ネタばれ含む)
2022年。
ユウジとの対戦が決まり意気込むシンジ。
自殺した父親の原因がバリカンの父親にあったことを知ります。
多少ギクシャクしながらもバリカンとは関係ないことだと思い直します。
そんな中オーシャンボクシングジムが無くなることが決定。
ユウジとの対戦に勝利するも、虚しさを感じるシンジ。
芳子とも気持ちがすれ違うようになっていきます。
一方バリカンはシンジと決別することを決意。
それは違うジムに入り、シンジと対戦するためでした。
何のために人は生まれてきたのかという問いに「繋がるため」と応えるバリカン。
父親と再会するも分かり合えない2人。
シンジとの対戦に向けて憎しみの感情を抱く努力をします。
やがて迎えたシンジとバリカンとの対戦日。
そこには2人をめぐるさまざまな人たちが見に来ていました。
激しい攻防が続き、一度は気を失いかけたシンジ。
どうしてもシンジを憎みきれないバリカン。
そんなバリカンの真意をくみ取るようにパンチを繰り出し攻め続けるシンジ。
自分はここに確かに存在していると受けたパンチの数を数えながらバリカンは・・・
後編の感想など
いや~バリカン乙女ですね~
シンジと別れるのに手紙を書くんですが、まんままだ好きなのに別れを切り出す彼女のよう。
上で書いたあらすじはバッサリ余計な部分切ってますが、いろんな人たちの交錯があるんですよね。
バリカンを気に入って引き抜いた2代目とのシーンとか(彼はおねぇだったのかな?原作にはそういう人が出てくる)
ユースケの片目と芳子の母親とか。
そんで最期のシーンは自殺防止サークルの会長?の自殺との対比が見事でした。
ラジオで言ってたエロシーン。
ユースケがっつり乳もんどるw
(撮り方がうまいかしてけっこうなエロシーンなのに菅田くんはそこまでしてなかったと思う)
キムタエ以外の女優さんみんな乳出ししてるっていう。
宮木もいい味出してます。
この人が男闘呼組っていうジャニメンバーだったと知ってる人いるかな?
王様から変態もどきまでこなす役者になろうとは・・・
それにしても菅田くんはやっぱりこういう役が似合うね~
失神シーンのうまいことよ。
そんで最後のシーンのあの表情は大好きだ。
なんならあのまま終わって良かったのにエンドロールは余計だったな~。
1話のエンドロールは良かったんだけどね。
映画で観たらまた違った感想なのかな。
完全版と言ってもそんなに違わなかったと思うので観れる方は映画でぜひ。
ボクシングシーンはめっちゃ迫力。思わず力が入るっていう。
原作小説は
大まかにはラストシーンもほぼ同じストーリーなんですが、シンジとバリカン以外の人たちのお話はかなり違ってます。
あとがきで寺山修司さんも書いてる通り、いろんな人間模様なんですよね。
現代風にアレンジしてるから父親の話とか背景も大分変わってますがシンジとバリカンの部分だけはほぼ変わりなくて。
なんかラストは難しい話が展開してからの2人の対戦エンドだったんで???なところもありましたが、人生って荒野よね。っていうのがなんとなくわかりました。
もう一度読んでみようっと。
あ、どこのシーンだったか火花とスパークスって言葉が出てきてた。
まさか又吉ここからとったんじゃ…