別冊少女コミックと言えばBANANA FISH

BANANAFISHは1985年5月から1994年4月まで別冊少女コミックに連載された吉田秋生さんの作品です。

連載当時小学生だったので読んでて意味がわからなかったんだけど、アッシュと英二の友情だけはなんとなくわかってたはず。

これがこの時を経てアニメ化すると聞きつけて実家で引っ張り出して読んでみたら、9巻までしかない・・・(全19巻)
どこかになくしたか、もともと買ってなかったかも覚えてない。

ってことで本屋へGO。
ま、古いのでないだろとはわかってた。
けど文庫版があったんでざっと6冊。(こちらは全11巻)大人買い。

正月に読む内容ではない。

あらすじ

アメリカはニューヨーク。
生まれも育ちもまったく違うアッシュと英二は引き寄せられるように出会う。
不良少年たちのボスであるアッシュは英二の見返りを求めずに接してくる無垢な純粋さに安らぎを覚え始める。

しかしアッシュの兄が兵役時代に使用したドラッグが国家を巻き込む大掛かりな陰謀へと発展。

アッシュをその美形と利発さから飼い殺しにしようと目論むマフィアのボスと兵役時代の兄の友人のジャーナリストマックス。
ドラッグはBANANAFISHと呼ばれ兵器として開発されようとしていたのだ。
それを暴こうと動き出したアッシュとマックスたちは暗黒社会の重鎮たちと対決することになっていく。

登場人物たち

物語はシンプルな軸に複雑な人間模様が絡まっているためものすごく登場人物が多いです。
しかもアメリカが舞台なので私たち日本人にとってはほぼ外人ばかり。
名前を覚えるのもひと苦労。
単行本でさえこれだから連載当時はさぞかしちんぷんかんぷんだったでしょう。

だけど主要人物は魅力的に描かれてるのでまあ顔で判断できる。
連載が始まった当初に比べてアッシュはどんどん美しくなっていきます。(髪型のせい?)
対する英二は今で言う癒し系なためちょっとアホっぽい。
もちろん英二はただのシロートの日本人なので彼のせいでピンチを何度迎えたことか。
それでもアッシュとの友情が愛情に変わっていくさまが不思議とBLのようないやらしさは感じられません。
(物語の中で扱ってるもっとヒドいことも軸となっている)
少女漫画といったら通常これはヒロインが女子で出てくるところ。
これを男子にしたところがこの漫画の凄いところ。
ただこのふたりがどうなるのかを知りたくて読み進めるドンパチのハードな世界。
はっきり言って少女漫画のカテゴリー超えてます。

アニメだと声が大事。
最後、ふたりには悲しい別れが待っています。
どんなアッシュと英二になるのやら。

吉田秋生さんと言えば

海街diaryが最近では評判ですが。
この当時では吉祥天女とかちょっとダークなストーリー展開の方。というイメージ。

なんか同性同名のテレビプロデューサー?昔よく番組最後のエンドロールとかで見かけたんだけど、勘違いしてたっけ。

けどまたこうやって漫画引っ張り出す日が来ようとは。
海街diaryも面白いんだけどね。
映画化もされたし。
BANANAFISHはさすがに映画化無理そう。
アッシュはリバーフェニックスがモデルだそうな。

別冊少女コミック

別冊と言うからには本家少女コミックがあったんでしょう。
けどそっちは読んだことない。

私たち世代は黄金の少女漫画時代?
ガラカメもこの頃始まったし。
別コミで言えば今も活躍されてて知ってるのは田村さんくらいかなぁ。
7SEEDSもようやく終わって。
これこそ映画化して欲しいんだけど。

まあそんなことはさておき。
今も昔も漫画が心の友。
日本人で良かった。

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