さかのぼるは30年以上も前のこと。

小学生時代の悩み

実は小学校をちゃんと卒業してません。
5年生辺りから不登校気味になり、毎日家で過ごしてました。
言わば登校拒否のはしりです。

ワタシは柄のあまりよろしくない下町で育ちました。
家庭環境も少し普通ではなく、お風呂もない平屋に祖父母と3世代での同居生活でした。
祖母は同じ姓ですが祖父は違う姓でした。
大人になったらわかるよと言われたけどいまだによくわかりませんw
ただ、本当の祖父は戦争で亡くなったようです。

けどじいちゃん子だったのでよく遊んでもらったり遠くに連れてってもらったりかわいがってくれて大好きなおじいちゃんでした。
一方そんな祖父と連れ添うその年ごろの他の人と比べて祖母はちとヤンキーちっく。

そんな環境が少しは影響があったのか意識はしてなかったけどクラスメイトとはあまりなじめなかったかもしれません。
まあ勉強はできた方だから(これがなかったらいじめられてたのかも)今と比べたら友達とか慕ってくれる人はいたんだけどね。

で、あんまりもう記憶があいまいなんだけどたぶん女友達が原因で学校に行くのが嫌になりました。
一度行かなくなるともうそのままずるずると…行けなくなるよね。

家族はそれで悩んでたみたいだけどあきらめたらしい。
最初は無理やり行かせようともしてたけど。
覚えてるのはカウンセリングで箱庭療法やらされたり、心療内科に連れてかれたり、しまいには一人でその病院に通ってましたw
家にひとりでこもれるドアのある部屋はなくテレビの見れる部屋のソファでダラダラ過ごしてたっけなぁ。

クラスメートや担任教師やらが学校くるようにと説得に何度か来てましたが話すことはあっても行くことはありませんでした。

今考えてみてもなぜ嫌だったのかはもう思い出せないw
だから親にも理由を何度も聞かれたけど答えられなかった気がする。
たぶんその頃にはすでに同級生たちの女のイヤな部分を感じ始めてて自分もその一人だと気づいたんだろう。

一つ上の兄貴がいます。
一緒によく遊んでいたのでもしかしたら自分は男の子のようになりたかったのかも。

すっごく覚えてるのが近所の公園を歩いていた時に同級生たちがいてその原因になった女子の友達だったかしてなんか私に文句言ってた気がする。ワタシのせいでその子がどうにかなったのかなんだか知らないけど。
そういうのが嫌なんだ。つるんで誰かを攻撃しようとする。
もちろんスルーしてやりましたw

結局地元の中学に上がることはなく、私立の女子校へ入学しました。
だってそのまま行ったらまた会うことになるからね。その子たちに。

ハイ。逃げたんですね~~。
(逃げてもいいのよ。逃げられるなら逃げましょう)

うちは古くてお風呂もない家だったけど貧乏というわけではなく父母もそれなら私立行けばいいって言って好きなところへ行けと選ばせてくれて通わせてくれたんです。
それもいいかげんな選び方だったんで(学校へ行ってくれるならどこでもいいと思ってたのかも)私立だったけどワタシにとっては低レベルな中学で学年で常にトップを争ってたけどエスカレーター式に短大まで行けたのを捨てて高校は公立を受験することにしました。

ちなみに中学校はちゃんと卒業しましたよ。
だけど中学時代も登校拒否した期間がありました。
その話はまた。

自分が頭がいいような書き方してるけど決してそんなことはなく井の中の蛙です。
それは高校生になって気づくことになるんですが。
まあ上には上がいるってことです。

だけど何かがきっと自分の強みになる。
小学校を卒業してないっていう負い目があるのに私は別にそのことを気にしてません。
なんででしょうかね。

もしかしたらそういう自信があったからなのかも。

中学でも友達は新たに出来たし、楽しかったし、高校でもそうでした。
今思えば一番友達がいた時期だったなぁ。

他人とは違った自分が好きなのかもしれません。

大学、社会人と大人になるにつれて友達は少なくなっていきました。
なんででしょう。

そういう気持ちが薄れてきてきっと頭の良さを向上させられずうまく使えなかったから。
要するにやりたいことをちゃんと見つけられなかったってこと。
ふらふら周りに合わせてうわべだけで生きてたなぁ。

今は違いますよ。
別に友達いなくてもいいやって思ってる。
むしろいなくて楽だなぁとわざと作らなかったりw

まあそんなこんなで今も悩みながら生きております。
だけど親ってありがたいですね。
今これを書きながらなんて寛大な両親だったんだろうって感謝しかありません。

つづきはまた。