死神の精度
いまのバチスタを読み始める前に3日ほどで読み終えたのがこの映画原作。
金城武と小西真奈美さんの映画です。
ちょっとメルヘンチックというか、題材は死神なんだけどその描写がなんともいえなくて優しい気持ちになります。
おもしろいのは、短編になってるってところで、主人公の死神だけが姿を変えて登場し、いろんなエピソードが語られるというもの。
で、死神たるもの、死に行く人へのかかわりと思いきや、まず第一話にやられます。
ここでちょっと読者は混乱し、次のエピソードへと移るんですが、見事に裏切られます。
で、ラストのエピソードでまたまたあっと驚く仕掛けが・・・!
映画の仕上がりはどうかまだ見てないんですけど、ぜひこの原作も味わって欲しいと思います。
最近の話題で思いつくのは、死神っていったらデスノートですが、全然この死神とはイメージが違います。
ま、死神といえばほぼ全般悪役のイメージなんですけど、ホントは違うって説もありまして。。。
いたって優しく、死にいざなってくれる神様なんだと。
どちらかといえばこの作品にでてくる彼はそんな感じなのかもしれません。