氷点～原罪

石原さとみちゃん主演で今冬ドラマ化って言う帯に惹かれて手にとったんですが、確か大分昔にもドラマ化したんじゃなかったっけか。。。

テーマは原罪。
はっきりいって重いです。
重苦しいです。
不信のときがなんだか軽く思えちゃいます。
お互いが信じあえればこんなことにはなかったのにねぇ。。。
なんかね。

最後のどんでん返しで、これも大昔、大栄テレビのキョンキョンがやってた少女に何が起こったかって言うドラマを思い出しちゃった。
主人公はね、どれだけいじめられてもへこたれないのよ。これが。

最初石原さとみちゃんは夏枝役？！
なんて思っちゃったけど、すぐに陽子役だと気づきました。
それなら納得。
個人的には辰子さんが好きです。
こんな大人になりたいです。
財前直見さんが合いそうな役です。
誰がやるのかな？

冬ってことはまだまだですが、今からちょっと楽しみにしておこうと思います。
なんか、続編もあるらしいのでこちらも読んでみようと思います。
ドラマは一気にやるのかな？
２時間ドラマ？！
それとも連続ドラマ？？

氷点 (〔正〕上)
三浦綾子

 氷点 (下)
三浦綾子

いやあ～～氷点。
ついにドラマが２夜連続ということで放送されました。
夏枝役には飯島直子、辰子さんには岸本加代子さんと来ましたか！
ちょっぴり省いている部分があるものの、ほぼ原作どおりの仕上がりで、前編･後編も、ほぼ氷点と続氷点というところで構成されてるようで。
(最後の部分だけ引っ張ってたみたいですが、どんでん返しがあるということで。）

あらすじなど

ストーリーを簡単にまとめておくと、だいたいこうなります。
病院の院長である啓三が出張中、その妻である夏枝は病院の眼科医である村井とこっそり密会します。
ところが、娘であるるり子がそんな中殺されてしまいます。

啓三が村井と夏枝の不義を疑う中、夏枝は愛娘を失ったショックから立ち直れず、新しく娘が欲しいと言い出します。
啓三はまたしても村井と密会する夏枝への復讐のためから、るり子を殺した犯人の娘を乳児院で医者を務める高木から引き取ることに。
その子は陽子と名づけられ、明るく元気に育ちます。

夏枝の心もだんだん癒えて陽子を本当の娘のように育てるのですが、ある日啓三の日記から、事実を知らされることになり、物語は一変。
そこから一気にまま子いじめというか、子どもじゃないのっていうような夏枝の陽子に対するいじめが始まるんですねー。
また、そのいじめに耐える(というより立ち向かう)陽子の姿がけなげでけなげで。。。
恐ろしく強い精神の持ち主の主人公であります。
皆さん見習いましょーー！

そしてストーリーは、恋バナに展開するんですが、そこでもまた夏枝さんは邪魔するんですね～
仮にも娘として育ててる子の恋なのに。
挙句の果てには、言ってはならないことを相手の前で言ってしまうという性格。
どうしようもないですな。。。
陽子は当然ショックのあまり、、、、、というのがこの氷点前編のストーリーです。
結末はどうなるかというと、察しのいいかただとまあだいたい想像がつくとおりで。
それはドラマを見て(本を読んで）のお楽しみということで。。。。
続･氷点はこちらへ