デッド・ゾーン
87年に映画化もされたこの作品。
アメリカではドラマ化されて、人気ドラマとなったのか日本でも紹介されてたんです。
で、この原作本を読んでみようと思ったわけなんですが。
その予告というか番宣を見る限りでは、ちょっとおもしろそうと思ったのが、このお話の主人公が他人の身体や物を触っただけでその人の過去とか未来とかが読み取れるという能力を持ってて(ここまでは本当にそうでした)いろんな事件を解決する・・・みたいな印象だったんです。
ま、ドラマですから、そこはストーリー的に盛り上がるように展開されてたんでしょうね~。
こういう先入観からはいったのと。
本屋さんで売ってなかったのでamazonとか見てたんですが、そこで読んだ人の評価が載ってるんです。
それをチェックしてみると、評価した人のほとんどが絶賛してたんですね~。
そりゃあもうすばらしい作品に違いない!!
と思ったわけですよ。
まず、そのメインとなる話へ進む展開までが長い長い・・・ヽ(;´Д`)ノ
まだかまだかとけっこうイライラしながら読み進めてましたよーー。
で、ようやくその能力の発揮されてるメインのお話に進んだんですが、事件を解決して行くどころか、その能力に対する苦悩みたいのが軸となってまして。
結局解決した事件らしい事件ってのはたった2つです。
それも結末に向けての最後のお話が、どうもうやむやに終わってしまったというか・・・。
もうちょっと盛り上がってもよかったんじゃないかなーと、ちょっと寂しい終わり方でした。
結ばれなかった彼女とのくだりは、描写的にもけっこうよかったんですけどね~~。
映画見てみるかな・・・。
デッド・ゾーン〈上〉
吉野 美恵子 スティーヴン・キング
デッド・ゾーン〈下〉
吉野 美恵子 スティーヴン・キング