憑神

読書期間: ~6/10
浅田次郎さんの作品は、映画(テレビでやったやつね)の鉄道員と、地下鉄に乗ってとあわせて3作目なんですが、いつもこう、物悲しい終わり方なんですよね。。。
必ず誰かが死に行くって言うか。。。

 

 
あ、これネタバレ?!

 

 

 
で、この作品も現代でなく幕末のおハナシだし、最初は読もうと思ってなかったんですけど、ある番組で紹介されてたのを見るとなんか面白そうだったんで読んでみることにしました。
で読み出してみるとけっこうおもしろい。
ストーリーは、出戻りの婿養子の御徒歩侍である主人公が、ふとしたきっかけで拝んだ祠の神様が、貧乏神・疫病神・死神だったという三巡の神様。
この災いから逃れるべく、主人公はいったいどんな行動をとるのか・・・?!

 

 

 

 
義理とか人情とか、損得勘定とか、徳とか仁とか、いやそりゃあもう悩めるわけですよ。主人公が。
で、もちろん感情移入するのはこの哀れな主人公なんですけど、やっぱり人としてそれはどうなの?!って部分がすごくうまい具合に描写されてて、そのあたりはさすがだな~~って思いながら読んでました。
まあ要するに、その厄をうまく回避するわけなんですよ。
そのやり方がどうも考えさせるわけです。
最後は死神がでてくるので、死神といえば、もうどうなるのかわかりますよね。
それを逃れるために主人公が思い悩んで、最後にとった行動とは・・・?!

 
歴史に弱いのでラストシーンのあたりの描写がちょっと理解しにくかったんですけど、最後はホント物悲しかったですね~~~。

 

 

 

 

 
以前、Good Jobでも感じたんですが、損とか得とかってホント些細なことなんですよね~~。

 
映画では、貧乏神に西田敏行さんなんですが、アドリブがすごいらしくてなんだかとてもおもしろそうなんですよね~~~。
なので絶対見てみたいと思います。
(ただしDVDになってから・・・)

憑神 (新潮文庫)

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