仮面ライダーダブル~成長するって恐ろしい
仮面ライダーW(ダブル)は2009/9/6~2010/8/29まで放送された全49話の特撮ドラマです。
これまでわりと最近のものからさかのぼって菅田将暉くんのドラマや映画をレンタルで見てきたわけですがいや~長かった。
ようやく彼のスタート地点である当時まだ16歳だった初々しいフィリップ姿を堪能しました。まだまだ見れてないドラマもあるけど菅田くんを巡る旅はいったんこれで終わりにします。
昔のドラマなのに記事を読んでくれた方ありがとうございました。
仮面ライダーWを見るにあたり
ワタシには兄がいますんで、もちろん昭和ライダーは見てましたよ。
役者さんがどうだったとか、内容までは覚えてないけど歌は歌える。
けどアメトーークのライダー芸人回(2016/8/4)で昭和ライダー、平成ライダーの紹介をやってて平成の方はほとんど知らないなと思ってみてました。
オダジョーとかがライダー出身なのを知ってるくらいで見たことはなく。
で、そのアメトの中でちらっとやってたダブルのシーンが強烈で興味をひかれたんだけどちょうどその頃次のレンタルするやつが仮面ライダーWにしようと思ってた矢先だったんでタイムリー。
ワクワクしながら借りてしまった。
楽しい1か月でした。
そのシーンというのはフィリップが変身するときに気絶するっていう。
仮面ライダーも長いことシリーズでやってるといろいろ設定変えないといけないから大変だねと思うけどなんか斬新。
設定は斬新だけど内容はベタ
やっぱり仮面ライダーというと小さな子供向けだと思うんだけど、いや~~大人向けだよね。もはや。
だって地球とリンクするって意味わからん。
データが人間として出てくるって3Dプリンターみたいなこと?
大人にも理解できん。
まだ見てなかった回だったのにエンタミクス11月号でフィリップはデータの塊なんだとネタバレされて。まあなんとなくはわかってきてたけども。
だっていくら気絶するといってもその意識がもう一人の別の人に入って二人で一つのライダーってあり得ない。
子どもに理解できるんかって。
ただ、ベースが探偵事務所で住む町を守って敵と戦うっていうのはわかりやすくていいなと思った。
そんでそこに家族愛やら強さや優しさとは?とか上手く絡められてお話はおもしろおかしくありえなく進んでいくわけで。
飽きることなく最後まで楽しめました。
いや~~やっぱり石ノ森章太郎ってスゴイ。東映ってスゴイ。
と改めて思いました。
進化なのか退化なのか
そしてどういうわけか途中でライダーが増える。
アクセルが出てきたときはフィリップたちの出番減るやんとウザく思ったんだけど、これがなかなかどうしてどんどんいい味出しててけっこう好きだ。
あの、へん・・・しん!!っていう言い方もスキ。
世代で言うとスケバン刑事がシリーズを追って3人体制になるっていう。
一見弱くなったの?!って思っちゃうんだけどホントは敵が強くなってるっていう描写なんだよね。
まあその辺もありがちというか。
そしてダブル自体もファング➡エクストリームと進化するわけで。
最初の方でファングになったときは受け入れるのが怖くて雄たけびあげてたのに3回目くらいで軽く変身してたのにはワロタ。
そしてエクストリームはちょっとダサい。
けどファングをはじめガジェットたちがかわいい。
ときどきCGっぽかったけど小道具としてあるのよね?グッズ化してたら売れそうだし。
菅田くんの見どころなど
16歳の菅田くん。まあなんて透明感のある初々しいこと。
この頃の菅田くんには八重歯があるように見えたんだけどこのあと歯を矯正したのかね。
窪田君とか藤原竜也とかそのままだったりするのに、気合入ってたのね。
もしかしてそのせいで男っぽくなったとか??
歯の矯正したことないからわからないんだけどね。
肝心の演技の方だけど。
セリフ回しはまあ標準語難しかったんだねっておいといて。
表情がくるくる変わるのはこの頃からホントに天性の資質だったのね。
ひいき目かもしれないけど演技が初めてだとは思えないくらい。
気絶する演技なんてバリエーション豊富で相棒の漣君よりうまかったw
そして謎のサルエル+萌え袖+ロングパーカーベストのファッションがかわいすぎ。
けど最終回間近でちらりと見えたすね足の毛がすでに・・・成長しておった。
こんなことまでやらされて面白すぎる。
チョコリエッタのときに免許持ってないってことだったので当然この頃もバイクの免許持ってないのよね。
ところどころに挿んできたバイク乗ってるシーンはどうやって撮ったのか。
なんかいろいろ特撮ってのにも興味が出てきたりして。
ちなみに変身後の中の人が高岩成二さんというワタシより年上のスーツアクターの人だということを知りました。
桐山漣×菅田将暉
レンタルDVDの残念なところはレンタル専用だからメイキングとかの特典映像がほぼついてないこと。
でもこの仮面ライダーWの1巻だけは制作発表の特典映像がついてました。
桐山漣君は空飛ぶ広報室で見たのが彼の認識だったんだけど、ライダーにこがれて焦がれてようやくなれたんだね。よかったね。
その中でオーディションの途中ですんなりフィリップ役としてはいってきた菅田くん。
大人の事情がいろいろあるのかもしれないけど、よくすんなり受け入れたよなぁと桐山君の懐の大きさを感じずにはいられない。
それも何も知らないでこの世界に入った菅田くんをいろいろ仕込んだということだし。
ついでに女を見る目も教えてやっとけばよかったのに。
全部で12巻もあるのでセットで買うとかなり高額。
でもなかなか人気で借りられなかった第4巻だけでも欲しいと思ってしまった。
この4巻のフィリップ菅田くんが超かわいいのです。