不条理三部作『カリギュラ』も戯曲だった~菅田舞台の楽しみ方

今日から菅田くんの舞台が始まるということで読み始めたカリギュラですが、ハムレットほどオモシロくない…
なので全然進まなかったんですけど、訳すの大変だったんだろうなと。

日本語で読んでも意味わからん。
だって外国の貴族の生活なんてそもそも漫画とか映画とかでしか知り得ないし。

アルベール・カミュ (1) カリギュラ (ハヤカワ演劇文庫 18)
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あらすじ

詳しいあらすじは舞台のHPとかに載ってる通りなのでここでは簡単に。

不可能なものが欲しい、と最愛の人を失った皇帝は変貌します。
神のように月を手に入れたり死んだものを蘇らせたり不老不死となることはできませんが、その逆となる悪魔になら人にはなれます。
だからこの世から戦争もなくならないし意味もなく人が殺されたりします。

これは、そうすることで救いを見出そうとする皇帝カリギュラのおはなし。
主要人物にはそれぞれ暗喩がこめられています。

母のような愛人セゾニア、娯楽で癒す詩人シピオン、忠誠なる下部エリコン、正論理想を求めるケレア。

愛も、生も死も永遠ではありません。
それゆえに悩みだって永遠ではないんです。
人はどうやってそこに折り合いをつけていくんでしょうか。

今回の舞台のテーマ、《リア充の演じる孤独な皇帝》を菅田氏がどこまで理解してるかはわかりませんが、その辺りを踏まえて観てみると読み取れるかもしれません。

菅田カリギュラの場合だと、シピオンは音楽とかミシンとかでエリコンは太賀とかリョウちゃんとか?セゾニアは親兄弟でケレアは渡辺社長とかチーフマネさんとかになるんかな?
肝心の妹にあたる人がよーわからん。いるのかいないのかすらわからん。
一途に昔の彼女だった人想ってるのかと思ってたけど(LOVEの中のあいつとその子の歌詞でそう思ったけど全然違うかったw)とっかえひっかえしてたりして?
なので、その部分は役者という仕事とかそういうことがしっくりくるかな?

ファンがそれだったらいいな、とは思うけどあんまファンを大切にしてる印象がないw

ま、非情なことがトイレに入れずそのドアをぶちたたいてやろうかとか言ってるレベルだけどもw

モデルとなったのは実在した暴君カリグラだそうですが、本人に聞いたわけじゃないから理由はわかんないけど、そんな自分の悩み解消のために周りの人々が巻き込まれてたまったもんじゃありません…

真実の言葉が欲しいというけれど、みんながみんなそうやって生きてたら世の中どうなっちゃうんでしょうか。

自分は失うものが今はもうそんなにないから結構職場でもちゃんと仕事やらない人に対してカリギュってる方なんで(時どきもっと配慮するようにと上司に怒られる)、事実、孤立しておりますw

第1幕(起)

皇帝の妹が死に、悲しみのあまりカイユス(カリギュラ)は姿を消しました。
狂気をまとい戻ってきたカリギュラは突然非情な政策を命令します。

第2幕(承)

3年後、宣言通りカリギュラは無意味に人を嬲ったり殺したり奪ったりしていました。

第3幕(転)

カリギュラ、ヴィーナスになろうとする

第4幕(結)

カリギュラ、踊り詩を詠む。
それから…

読んでるときは全然面白くなかったけどこうして振り返ってみるとなんかワラえる。
特に転回の部分。

あさイチでやってたのを見たからかも。

わらわはヴィーナスであ~るwww

しかしディスべのときに柳楽くんと距離置いてたぐらいだったのにシピオンまっひーと仲良くしててええんかい。ホントお兄ちゃんねぇ。

ヴィーナスといえば悪魔の花嫁

小学生時代に生まれて初めてお小遣い貯めて買った漫画が悪魔の花嫁です。

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これってもしかしてこのカリギュラからヒントを得て描いた漫画…?

というのも、悪魔の花嫁は以下のようなお話。

神々の世界で妹ヴィーナスを愛してしまった兄がジュピターの怒りをかい兄は悪魔に、妹は醜く朽ち果てるという罰を与えられてしまいます。
そんな妹のために人間界から生き写しの美奈子というヴィーナスそっくりの体だけを手に入れ魂を入れ替えようとするっていうお話なんだけど1話完結で胸糞な人間模様のストーリーがオモシロくて。

古くてもう手に入らないと思いますが読む機会があれば。おススメです。

こちらのお話では、美奈子と接していくうちにデイモス(悪魔)がだんだん心惹かれていきヴィーナスの存在を忘れかけてしまうっていう。

やっぱり人ってこういうところあるよね。
まあこの漫画では神というか悪魔なんだけど。
女を忘れるには女しかないんだと。

カリギュラにはそれが出来なかったから死を選んだんだと。
セゾニア可哀そう。

3公演目のネタバレ

なんと今回端っこだったけど一番前の席でした21.gif

なので菅田くんの汁という汁が飛ぶのも全部見えたw
(ついでに小道具のお皿も飛んできてビビったw)

一度だけ舞台から降りてくるシーンが一瞬だけあるんですが、反対側で残念…

最後のシーン、セゾニアは結構長い間にもかかわらず微動だにしてなかったんだけど菅田カリギュラは息してたのが丸わかり。あれであってるの?w(台詞的にはあってる)

後半のヴィーナスと踊りのシーンはある意味裏切られたw
けどもっとキレイめなのがヨカッタな。
あれじゃあまるでドリフだwww

actguideの記者さんジョーカーのホアキンフェニックス?のダンスのようだとか書いてたけどそんないいもんじゃないだろw

台詞は相変わらずあれだけの量をつっかえもせず。気づいたのは2、3箇所くらいでまあ許容範囲の。

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と思ってたけどZEROの密着取材見てたら苦労したんだね。お見事。

気になったところは至る所で鼻をすすってたこと。舞台は結構ホコリ舞ってたからなぁ。

今宵のラジオで言ってくれるかな?
(公演中のことはたぶんあんまり話しできない感じ?だけどフワフワしてるってw)

衣装は今回幕ごとに替わってて、最初のが下どうなってんのって思ってたら見せてくれた(偶然見えただけです)んだけどちゃんと履いてたw

動きがホント目まぐるしいの。
よくあんな台詞言いながら動けるなと毎度ながら感心するわ~役者さんってホント凄い!

あとセゾニア良いニオイしたw

もう1回全体が見れる席で観たい気もするけど贅沢言っちゃあ行けない人に悪いからヨシとする。
これから行く方は楽しんで!!
自分は菅田くんの細かい動きとかで結構笑えました。(周りは笑ってない)

アルキメデスでは発声が良くなったと思ってたんだけど、今回は舞台ってこともあるのかそんでそれがカリギュラ様だからってのもあるのかセリフに力入りすぎてて聴いてて息苦しいんだけど目が離せないんだよなぁ。

自分は菅田くんのことみんなが言うほど演技ウマいとは思わないんだけど北島マヤ的な千の仮面を持つ不思議で魅力的な俳優だなって思う。

歌劇「紅天女」が、2020年1月11日~15日まで東京・Bunkamuraオーチャードホールにて開催される

だそうなんだけど、菅田くんに紅天女やって欲しいなぁw

神戸国際会館公演マチネラストネタバレ

神戸は追加が何度も出たので実家帰省も兼ねて神戸公演観に来てしまった。
思惑通り1階後ろの観やすい席。
けど、結局双眼鏡で目で追うのは菅田カリギュラなので一緒だったw

演出とかそんな変わってないはずだけど、後半5分短くなったのはどこだろう・・・

今日は鼻すすってなくてヨカッタ。
ただ菅田カリギュラの台詞の言い方が変わった?って箇所はあって。結構大事な場面だったと。良いのかそれで。

あとスマホ音マナー問題はしつこいくらいのスタッフの声かけで大丈夫だったんだけど音声さん?やらかしたな。

あれ誰とのシーンだったっけ。エリコン?ふたりとも動じないのがさすがでした!

今回の会場寒くて乾燥してて喉がやられた。
かといってあったかくなると眠いし。
菅田くんに会えるのはもちろんうれしいんだけど遠征はやっぱりなんだか疲れるんだなということがわかった。

そういえば自分は今回も笑えたんだけど最後泣いてる人もいてビックリ。
だって小学生か!っていうシーンが何度もあるんだもん。カリギュラ様。
何やねん。あのしゃべり方w

こないだのラジオでもコーナーハガキ(メールだけどw)の役作りに失敗してとか言ってたけども。
ANNリスナー観に来てないのかな。さすがに。いろいろツッコんでほしいw

とはいえやっぱり圧巻のサイコーな舞台でした。
最後のカーテンコールは6回も!
もちスタンディングオベーションね!

残すところは仙台か。菅田くんお疲れさま!

あ、トイレに立つタイミング。
キーワードは”軽蔑”ですw

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