あんな四姉妹がいたら確かに女子寮ぽい~海街diary
独特の画風で特に男子が魅力的でストーリー展開も先がどんどん読みたくなってしまう吉田秋生さんの原作コミック、この海街diaryも3巻くらいまでは集めて読んでたんですけど。
なぜかそこから先は漫画喫茶で読んだりしてました。
ちゃんと買っておけばよかったな~と。
是枝監督で映画化されたのを先日地上放送やってたのをようやく見れました。
鎌倉行きたいな~~
あらすじ
父も母も家を出てお互い別の人生を歩んでいた香田家は残った3姉妹で鎌倉で暮らしていた。
そこへ届いた父の訃報。
葬儀で出会った腹違いの妹すず。
その境遇に思わず一緒に暮らさないかと声をかけてしまう長女幸。
こうして4姉妹の新たな生活が始まった。
実は全員腹違いなんじゃないかと思わせるほど性格もバラバラの4姉妹が繰り広げる人間模様。
血のつながりって何なんだろうねと思わせる優しい物語です。
映画版の感想など
綾瀬はるかに長澤まさみ、夏帆、広瀬すずなんてありえない4姉妹感。
特に綾瀬はるかはあんな冷たい感じのしっかり者役は初めて見たかも。
まあ原作のシャチ姉のイメージとは全然違うんだけども。
姉妹ものというとやっぱりドロドロしたものを想像してしまうんですが、このお話しは全然そんなことはありません。
ただそれぞれの人間関係の中で細かくお話が進んでいく原作と違って2時間半でまとめるにはちょっと時間が足りないというか。
けどまあうまくまとまっていたかなとは思います。
久しぶりに読んでみたら面白かった。
大竹しのぶとか樹木希林とか。いいキャスティングだなぁと。
そう。大まかには原作通りなんですよね。
ただちょっと物足りない場面が藤井君(これはイケメン高校生なのでミスキャストかな…)とか。
サッカーチームのメンバーとか。
描き切れてない部分も多かったのでドラマ化だったらよかったのかなぁと。
映画は四姉妹の美しさを楽しめればいいかなと。
内容的にはあんまり盛り上がりもないので面白くはないです。
内容がけっこう濃いので原作ぜひ読んでほしいと思います。
BANANAFISHとか吉祥天女とかハードな内容とは全然違ってて日常の中のハードなお話って感じで。
もうすぐ完結らしいのでそれまでに既刊を読むのもおススメです。