犬との生活–知識編

出会い

ライザを迎えるきっかけ

結婚後、初めて住んだうちの裏では、とてもかわいいパグがいました。
散歩で見かけたり、裏側の窓から見えたり。

「パグってかわいいなぁ。」「飼いたいなぁ・・。」 という気持ちがだんだんふくらんできてました。 でも、まだその頃の私たちは、まさか自分たちがパグとの生活を始めることになろうとは思っていませんでした・・・。

 ブリーダー?ペットショップ?

私たちは大阪から東京へ転勤が決まったとき、これは運命だ! と思い、妥協を許さずペット可物件を探しまくりました。
縁あってちょうど良い物件も見つかり、ちょうどそんなころ、ホームページで見ていたブリーダーさんのところでパグ犬が産まれていたのです。 これはと思い予約しました。

ところが、その直後近所にペットショップができ興味があってのぞきに行くと、やはりそこにも生後わずかの黒パグちゃんがいました。
そこでお店のオーナーさんとお話をすると、ブリーダーさんはやめた方がいいと言われました。渡したら終わりなのだといいます。 その点うちなら今後も相談に乗りますと。

輸送方法も、空輸よりも新幹線のほうが仔犬に負担がかからなくていいのだと言います。
今なら責任を持って私が(オーナーさん)直接お届けしますとまで言われました。
私が黒よりもフォーンがいいと言ったのを聞くと、電話ですぐさまブリーダーさん? に聞いてくれました。
もう少し待ってもらえると産まれますとのこと。

そこまでの応対でだんだん迷ってきていました。 すでに仔犬の予約はしていたものの、やめた方がいいといわれた心境は複雑なものです。 ましてや初めての仔犬選びです。 ところがその後もお話をしていくにつれ、だんだんあやしくなってきました。

パグ犬が欲しいといってるのに、あなた(私のこと)にはフレンチブルドッグが似合いますよ。 とか、そこにいた黒パグちゃんは実は皮膚病があるから安くするとか、本音?が見え隠れし始めたのです。 フレンチブルドッグはそのとき確か50~60万でした! その場は結局決められず、そのお店を後にしました。

でもよくよく考えると、そのお店のほうがあまり信用できなくなってきたのです。 で、結局私たちは予定通りブリーダーさんからライザを受け取ることになりました。

この選択がよかったのかどうか、比べたわけではないのでわかりません。 でも一ついえることは、産まれてすぐに親元を引き離され店頭に並ぶ仔犬とはっきり違う特徴があったのです。
一月半とはいえ、お母さん犬や、ブリーダーさんの家族の方々にかわいがられ愛情を受けて育ったライザはお散歩デビューした直後から、 いろんな人たち、ワンちゃんたち、全く人(犬)見知りすることもなくうれしそうに愛想を振りまいていました。
今でもそれは変わりません。

こうやってライザはやって来ました。

ライザのブリーダーさんは兵庫県です。 ライザを飼うと決めた場所は東京です。 そう。どのようにライザを運んでもらうかを決めなければなりませんでした。

ブリーダーさんのおすすめは、意外にも空輸という形でした。 ピクニック用のバスケットにトイレシーツを張り詰めてライザは入れられていました。

当日羽田空港、貨物カウンターに迎えに行きました。 少し離れたところにあり、バスで行けるようになってますが(実は車で行ったのですが,そこまで行けるとは思わず、普通のターミナルに駐車してしまったのです。もちろん車でも行けたらしい。)、各人の身分証明証が必要です。

そこで手続きを済ませ、無事受け取ったライザはすでにウンチまみれ・・・。
乗り物酔い防止のため、朝から食事を抜かれていたはずなのに、ちょこまか動いて元気そうでした。 車の中ではおとなしかったです。

約1時間の飛行機にいる間、どんな気持ちですごしてたのでしょう。。 きっと寝てたのかな??

今のライザには耐えられないはず・・・(甘えん坊なので)

多頭飼いについて

不思議なことに、パグを飼ってる人たちは2匹・3匹と多頭飼いされてる方が多いです。 それは自分も飼ってみてわかったのですが、その魅力にとりつかれてしまってその仔犬が欲しくなったり妹・弟が欲しくなったりするのです。 きっとパグだけではなく、他の犬種についても同じことが言えると思います。

うちの場合は家の広さの問題から、2匹目は欲しいと思っていたもののまだまだ先のことだろうと思っていました。 が、なぜか縁あって、しかもミニチュアダックスを2匹目として迎えることになりました。 まさかこんなに早く多頭飼いをすることになろうとは、思っていなかったのでうれしい気持ち半分、不安が半分と複雑な気分でした。 それでもライザはダックスの友達も多かったし、なんとかなるだろうとわりと楽観的でした。

同犬種の多頭飼いというのは基本?だと思います。それは兄弟(姉妹)だったり、親子だったり、同郷だったり・・・。 では、異犬種ならどうか? これは、お散歩などで他の犬種に出会ったときに一緒に遊んだりしますね。 このことを考えると異犬種でも性格やよほどの相性があわないということでもなければ問題ないと思われます。 しかし最低限、それぞれの犬種の性質の違いなどを知っておく必要はありますが。 もともとは群れで暮らしていた犬たち。2頭であれ3頭であれ、数にも問題ないと思われます。 (大型犬の場合は散歩などの問題上、きちんとお世話ができることが求められるということはいうまでもないです。) ただし、オス同士では喧嘩の心配、オスとメスであればヒート中の問題、メス同士ではヒートの時期は必ずしも同じではないということでしょうか。 こういった問題なんかは出てくると思います。

何よりも問題なのは、ライザ(先住犬)との関係です。 もちろん犬同士にも、順位争いなるものはあるかと思いますが、ここは飼い主側としての思いやりも必要です。 できる限り先住犬を優先してやらなければならないと思います。たとえ迎える新しい犬が仔犬であっても。 えさは先に与えなければならないでしょうし、おもちゃなんかもそうでしょう。撫でてやるのでさえ、先住犬が優先されるべきでしょう。 (うちでは、後から来たリッチーをかわいがろうとすると私が先とでもいうように、ライザがやって来て顔を近づけてきます。) その後、犬同士には犬同士の関係が成り立ちます。先住犬を優先しつつうまくリーダー(飼い主)として見守って(時には見てみぬふりも必要かも。)やれば良い事も期待できます。 うまく上下関係ができれば先住犬が後住犬の面倒を見るようになったり、しつけだってやってもらえるかもしれないのです。 だからといって、先住犬にしっかりとしつけができていなければそれを真似することもありますので気をつけなければなりませんが。 (逆に、後から来た犬のおかげで先住犬が良くなったという例もあるようなので、一概には言えないようですが。)

リッチーはライザの行動をよく見ているように見えます。 フード・おやつをもらってるとき、おもちゃで遊んでいるとき、こういったときはすぐにリッチーもとんできます。 そして一緒に食べたり、遊んだりしてます。 (トイレをシーツでしてるとき、もじーーっと見ているんですが、こればっかりは真似してくれません・・・。なぜ・・・?)

例えば、理由があって2頭目をどなたかから引き取らなくてはならないときはどうなんでしょう。 この場合、後から来る犬は仔犬ではないかもしれません。こういう場合はできるだけ、引き取る以前から前もって先住犬との相性を確かめる意味を込めて慣れさせておく必要があるかもしれません。 安易に2頭目を迎えることで、先住犬に問題行動が起きることになったり、2頭のあいだに喧嘩が絶えなかったりと結局苦労するのは飼い主側でもあるのです。 トラブルがあったのでや~めた、では済まされないことだと思います。

また、愛犬が2頭になったということは、えさ代やワクチン・予防注射料金も倍になるということです。 (いたずらも倍です・・・。) もし1頭が伝染性の病気にかかったら、2頭めにもうつってしまうかも知れません。 世話にかかる時間もそれなりに増えることは覚悟しなければならないでしょうし、他に家族がいる場合は、家族の協力や承諾も必要になってきます。 2頭目を迎えるということは、それなりの覚悟が必要だったんです。 (ワクチン代、毎月のフィラリア薬代・・・はっきりいってイタイです。)

最初は我が家も苦労しました。 リッチーをかまうことに腹が立ったのか、ライザは布団におしっこしたり抗議?行動を起こしました。 2ヶ月たった今ではようやく仲良くなりましたが、ひとりで2匹の散歩はやっぱり大変です。 歩調やウンチのタイミングも違いますから何度もリードを持ち直し、ウンチを拾い、向かってくる人や自転車をよけ・・・。 はっきり言ってとても疲れます。 家の中でもそれぞれが遊んでくれとけしかけてきたり、ここぞとばかり協力していたずらしてくれたりと寝てる意外は気が休まりません。

でも大変なことばかりでもありません。 ふたりが仲良く並んで寝ていたりするのを見るととても癒されます。 今までひとりだったライザが遊べ~かまえ~と言って来てたのが、リッチーと遊んでくれるようになった分自分の時間も少しとれるようになってきました。 それに散歩へ出かけるとお友達も増えてきます。 ライザとリッチーが仲良しね~と言われるとうれしくなったりします。

こんな風にようやくふたりとの生活にも慣れてきました。 最後に・・・リッチーはもしかしたら自分のことを「パグ」と思っているかもしれません・・・・。それは謎です。

 

※これは2003年頃のお話です。現在とは状況が少し変わっているかもしれませんのでご了承くださいませ。